水しぶきをあげる海辺のアート

マリーナ・ベイのアート巡りは、爽やかな空の下、素晴らしい現代アート彫刻作品を鑑賞したい方に最適な選択肢です。

ハン・サイ・ポーやロイ・リヒテンシュタインなど国内外の有名アーティストや彫刻家の作品を鑑賞できます。

このアート巡りは3つのコースに分かれており、マリーナ・スクエア、ミレニア・ウォーク、サンテック・シティでのショッピングからエスプラネードやマーライオン公園の名所観光まで、マリーナ・ベイの魅力をくまなく探訪します。

すべての見どころはMRTのラッフルズ・プレース駅、エスプラネード駅、プロムナード駅の近くにあります。
サンテック・シティからパン・パシフィック・シンガポール

マリーナ・ベイ・エリアでのアートの旅は、サンテック・シティからスタートして国際会議展示場へ向かいましょう。テマセック・ブールバードとラッフルズ・ブールバードの角には、シンガポールを拠点とする彫刻家兼画家のスン・ユーリが制作した巨大なブロンズ製のリング、1 Abundance III(アバンダンスIII)(1995年)があります。

テマセック・ブールバード沿いに歩いて環状交差点へ向かうと、巨大な##2##が見えてきます。屋外の噴水の回りを歩くと、幸運がもたらされると言われています。

次に、ミレニア・ウォークまで歩きましょう。屋外広場には特別な依頼を受けてロイ・リキテンスタインが制作した3 シックス・ブラッシュストロークス(1997年)が据えられています。これらの巨大でカラフルなポップアート彫刻は、中国の書と西洋の理想を融合したもので、この著名なアーティストの最後の作品の一部です。

ミレニア・ウォークを通り抜けて、ラッフルズ・ブールバード沿いのパン・パシフィック・シンガポール・ホテルに行きましょう。ここでは、著名なアメリカ人キネティック彫刻アーティスト、リン・エメリーが制作した大胆で筋骨たくましいステンレススチール製の彫刻、4 Deva(1986年)をご覧いただけます。

マリーナ・スクエア・ショッピング・モールからマンダリン・オリエンタル・シンガポール

いつも大賑わいのマリーナ・スクエア・ショッピング・モールに向かい、その屋上にある歩道に行きましょう。ここで、8つのブロンズピースから成る抽象的でよじれた彫刻の5 Continuum II(1986年)を探してみましょう。これは、アメリカ人アーティスト兼建築家のチャールズ・ペリーによる作品です。

次に、5つ星ホテルのマリーナ・マンダリン・シンガポールの前まで歩くと、ベルギー人彫刻家オリビエ・ストレベルが制作した堂々たる6 Between Sea and Sky(1986年)が見えます。

マリーナ・スクエア・ショッピング・モールに戻り、マンダリン・オリエンタル・シンガポールへ導く表示に従って歩きましょう。この豪華なホテルのドライブウェイには、フランス人アーティスト、アントワーヌ・ポンセが制作した7 フルール・マリティム(1984)があります。このブロンズ像は噴水の真ん中に飾られており、海から浮かび出てくるような錯覚を生み出します。

道を渡ってエスプラネードの屋外広場まで歩くと、ハン・サイ・ポーが制作した大理石製の8 シーズ(1995年)が見えてきます。この作品は、創造性とこの地に根付いたアートを象徴しています。

マーライオン公園からワン・マリーナ・ブールバード

シンガポールに来たなら、エスプラネード・ドライブに沿って海を渡り、マーライオン公園まで歩いて上半身がライオン、下半身は魚の伝説の9 マーライオン(1972年)の写真を撮りましょう。白いコンクリート製のオリジナルの彫像は、クワン・サイ・キョン氏により設計、リム・ナン・セン氏により制作、シンガポール政府観光局により委託されたものです。この隣には、より小さな小マーライオンがあります。

マーライオン公園からワン・フラトンを通って散策しましょう。大きなダイニング&エンターテイメント複合施設のワン・フラトンは、毎晩人々で賑わいます。フラトン・ベイ・ホテルと改修済みのカスタム・ハウスを通過すると、メリルリンチのオフィスがあるOUE ベイフロンドに到着します。ここでは、アンナ・C・スペリーニによる有名な10 Black Charging Bull(2008年)を見ることができます。

その隣の摩天楼ワン・マリーナ・ブールバードでは、マリーナ・ブールバードの角に、重さ55トンの曲線が刻まれた6つの花崗岩の塊が鎮座しています。これは、ハン・サイ・ポーによる11 プログレッシブ・フロー(2004年)です。彼は訪れる人々がこれらの石に座ってそのデザインを鑑賞できるように、この彫刻を制作しました。

少し休憩したら、フィンレイソン・グリーンとラッフルズ・キーのジャンクションの向こう側を見てみましょう。このアート・トレイルで最後に立ち寄るのは、ペイントを施したスチール製の手をつないた人々の形で構成されている、万華鏡のようなピラミッドです。デビッド・ガースタインが制作した12 Momentum(モメンタム)(2007年)は、この活気あふれる世界一流の都市を築き上げてきたシンガポールの人々を称えています。

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