スンガイ・ブロー湿地保護区の木道をワイドショットで撮影

スンガイ・ブロー湿地は、自然愛好家にとって夢のような場所です。この87ヘクタールに広がる環境保護区では、寒さから逃れて温暖な気候のオーストラリアに向かう途中の渡り鳥を見られます。こうした渡り鳥の中には、はるか遠くシベリアから渡ってきた鳥もいます。

保護区内に点在する観察ポストから、いたるところで自然の生息環境で暮らすカニ、トビハゼ、アナジャコを観察することができます。

スンガイ・ブロー湿地保護区の渡り鳥たちをワイドショットで撮影

スンガイ・ブロー湿地保護区が世界に誇るエコツーリズム・スポットであることを初めて見いだしたのは、1986年、マレーシア自然協会のバードウォッチンググループでした。

3年後の1989年に政府から自然公園の指定を受け、1993年に正式に公開されました。この湿地を正しく体験するために、無料ガイドツアーに参加することができます。また、アートクラスやエビ養殖デモなどのアクティビティに参加すれば、充実した一日を過ごせます。

シンガポールのコンクリートジャングルから逃れて休息を取りたいときは、シンガポール北東部にある、この貴重な保護区に行き、新鮮な空気を吸いましょう。