群れる楽しみ
国の象徴として愛されてきたジュロン・バードパークは、1971年の開園からちょうど52年を経た2023年1月3日に最後のお客様を迎えました。ジュロン・バードパークの鳥たちやスタッフは、マンダイ・ワイルドライフ・リザーブのバードパラダイスにある新しいホームに移る準備を始めています。
国の象徴として愛されてきたジュロン・バードパークは、1971年の開園からちょうど52年を経た2023年1月3日に最後のお客様を迎えました。ジュロン・バードパークの鳥たちやスタッフは、マンダイ・ワイルドライフ・リザーブのバードパラダイスにある新しいホームに移る準備を始めています。
2023年第2四半期の開業が決まっている新しい野生生物公園の敷地面積は17へクタール。鳥が飛ぶカラフルな世界に見学者を誘います。400種以上、3,500羽の鳥類が飼育されているこの野生生物公園は、いたるところで発見を促す設計になっています。世界のさまざまな生物群系の特徴、植生、鳥類を反映している8つの大型鳥舎を歩いて見学すれば、鳥の世界に夢中になれること間違いなしです。
主なハイライトは、アフリカ大陸の森林渓谷に立った気分になれる「ハート・オブ・アフリカ」。高い樹冠を実感しながら、森林河川が蛇行する濃霧の森に入り、自然行動を現しているカンムリエボシドリやヨウムなどの種を見つけることができます。また、「ビーイーターズ・クリフ(ハチドリの崖)」では、渡り鳥であるハチドリの群れが急降下して空中で昆虫を捕らえる姿を見ることができます。「コンゴ・パビリオン」は大きな人工樹木のエジプトイチジクが目立つ最高の撮影スポットです。
その名のとおりの「クリムゾン・ウェットランド(深紅色の湿地)」では、赤色に目を奪われるはず。南米の水上集落を背景に、湿地帯の上をショウジョウトキやベニヘラサギが滑空する様子をご覧いただけます。色鮮やかなコンゴウインコの餌取りを見られる泥塗りの壁や、ジュロン・バードパークの「ウォーターフォール・アビアリー」へのオマージュとして設置された滝が、この生息地の特色です。また、この生息地と滝の絶景を高所で楽しめるレストランでは、国内の有名シェフが厳選したメニューを展開して、ダイニング体験の充実を図ります。
新しいバードパラダイスでも、多くの見学者に大人気の鳥と触れ合える餌やりセッションを継続する予定です。「ロリー・ロフト」での餌やりセッションは感動的。ヒインコの群れに花蜜のカップを差し出して群れを招き寄せたり、接近して手首や肩に乗ってもらったりして楽しみましょう。
さらに、自然保護教育を見学者の体験と一体化する新しくエキサイティングな舞台裏ツアーも豊富です。見学者が参加できる多数のツアーのなかには、バードパラダイス内の設備の整った「鳥類健康研究センター」、「鳥類栄養センター」、「繁殖研究センター」の舞台裏ツアーもあり、さまざまな繁殖プログラムや、野生種の維持保護支援に貢献できる方法について学ぶことができます。
ここを離れる前に園内のショップを訪ねることをお忘れなく。パラダイス気分を味わえるおみやげを持ち帰りましょう。
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