オーチャードはショッピングだけの場所ではありません。ここは美食好きに人気のスポットでもあります。隠れ家風の寿司店から、白いテーブルクロスのエレガントなレストランまで、このエリアにはミシュランから星を与えられたレストランも数多く店舗を構えています。
レザミ
画像 Alma by Juan オーチャード・ロードのど真ん中、ショー・センターのレザミでは、コンテンポラリーフレンチ料理が楽しめます。このお店の指揮をとるのはエグゼクティブシェフのセバスチャン・ルピノワ。レザミは、現在のようなグルメブームが訪れる前からシンガポールのファイン・ダイニングの中心的な存在としての役割を果たしてきました。また、レザミはこれまで、ジャスティン・クエックやイグナシアス・チャン、ジャニス・ウォンといったシンガポール料理界のスーパースターたちを輩出してきた店でもあるのです。
レザミ住所：#01-16 Shaw Centre, 1 Scotts Road
シンジ（セント・レジス・ホテル）
タングリン・ロードにあるセント・レジス・ホテルのロビー階にあるのがシンジです。日本人寿司職人の金坂真次による有名な寿司店の、シンガポールでの2号店です。落ち着いた雰囲気で寿司を味わいたいという方にうってつけなのが、このシンジです。席数は18席だけというこじんまりとしたこの寿司店では提供されるのは、3種類のコースだけです。
シンジ・バイ・カネサカセント・レジス・シンガポール内 住所：29 Tanglin Road
鮨一
画像 Iggy's 日本の有名なショッピング街である銀座に店を構える寿司店、鮨一の支店がオーチャード・ロードにオープン。この店を率いるシェフは矢部裕二とソドウヒロキの二人です。鮨一では、日本から直輸入した旬の魚介や野菜を使った、伝統的な江戸前の寿司を味わうことができます。ここは、最高峰に位置する至高の寿司屋なのです。
鮨一住所：#02-02 Scotts Square, 6 Scotts Road
蔦
画像 Les Amis 世界初にして唯一のミシュラン星付きラーメン店、それが蔦です。2015年に東京店がミシュランの星を獲得しました。その後、シンガポールのパシフィック・プラザに支店をオープン。シンガポール店も蔦の東京店と同じメニューを揃えています。蔦の看板メニューは醤油ラーメン。トリュフ油を使用しているのが特徴です。
蔦住所：#01-01 Pacific Plaza, 9 Scotts Road
クリスタル・ジェイド・ゴールデン・パレス
画像 Imperial Treasure Fine Teochew Cuisine クリスタル・ジェイドは、すでに数十年にわたって名店としての評判を確立させてきました。2002年に中国系のレストラングループがオープしたのが、クリスタル・ジェイド・ゴールデンパレス。ここでは、鴨肉の煮込みやタコの煮込みなどの潮州料理を味わうことができます。また、現代風にアレンジした広東料理も幅広く揃っています。仔豚のローストで巻いた黒トリュフライスなどをお試しください。
クリスタル・ジェイド・ゴールデンパレス住所：#05-22 The Paragon Singapore, 290 Orchard Road
ベニ
画像 Four Seasons ベニでは、シェフの橋田建二郎が日本の食材とフレンチのレシピを融合した現代フランス料理を提供しています。こじんまりとした店内（客席数は15席だけ）は、料理の味に集中してもらうために、意図的に装飾を抑えたミニマルな内装になっています。そして、真に料理が最大のメインアトラクションなのです。座席はすべてオープンキッチンを取り巻くように配置されています。週替わりのコースは2種類で、様々な味を堪能することできます。
ベニ住所：#04-16B Mandarin Gallery, 333 Orchard Road
四川飯店
画像 Regent Singapore, a Four Seasons Hotel 四川飯店は、日本で3世代にわたって四川料理を受け継いできた中華料理店の老舗です（初代の陳建民が1958年に創業し、現在はその孫の陳建太郎がシェフとして率いています）。この名店が初の海外進出の地に選んだのがシンガポールでした。扉を開けて店内に足を踏み入れると、高い天井やシャンデリアが醸し出す壮麗な雰囲気にまず圧倒されます。北京ダックや、和牛を使った青椒肉絲など、四川料理の精髄をご堪能ください。
四川飯店マンダリン・オーチャード・シンガポール・バイ・メリタス35階 住所：333 Orchard Road
アルマ・バイ・ホアン・アマドア
画像 béni 世界各国の味を融合させた至高のフュージョン料理を味わいたいなら、グッドウッド・パーク・ホテルのホテル内に店舗を構えるアルマ・バイ・ホアン・アマドアへ。シェフのホアン・アマドアが得意とする、アジアの影響を受けたスペイン／ヨーロッパ料理をここシンガポールでも楽しむことができます。ここで腕をふるうのは、地元シンガポール出身のシェフ、ハイカル・ジョハリです。6品または8品のコースメニューで、アルマが誇る絶品料理を隅々まで堪能することができます。
アルマ・バイ・ホアン・アマドア グッドウッド・パーク・ホテル・シンガポール 住所：22 Scotts Road
ザ・ソング・オブ・インディア
画像 Sushi Kimura アルマから少し通りを進んだところにあるのが、ザ・ソング・オブ・インディア。白と黒の外装が魅力的な古いバンガローにひっそりと店を構えています。シェフのマンジュナート・ムーラルは、伝統的なレシピと革新的なスタイルを融合させた、モダンなインド料理を生み出します。メニューには、インド各地の料理が並びます。ラックナビ・ギラワットケバブ（やわらかいラム肉の串焼き）や、シェフ特製のマリネ液に漬け込んだタンドーリ・ロブスターなどが味わえます。
ザ・ソング・オブ・インディア住所：33 Scotts Road